更年期障害や不妊治療に使用されるプレマリン

プレマリンは結合型エストロゲンと呼ばれ、卵胞ホルモンが足りない時や更年期障害の治療薬として使用されることが多い薬です。

更年期障害だけでなく、不妊治療の際にも使われることがあります。

プレマリンはエストロゲンを補う薬のため、服用すると生理が起こるようになり、動悸や冷え、頭痛、ほてりなどの症状を軽減します。

卵巣機能不全の方が服用した場合、40%近くの方に成熟した卵子が作られるようになったなどの効果が認められています。

エストロゲンは女性ホルモンのため、急激に増えてしまうと体のバランスが崩れ様々な不調を感じることがあります。

副作用としては、めまいや足のしびれ、頭痛、吐き気、食欲不振などがあり、ひどい時は意識障害や血栓症、乳がんを引き起こすことがあります。

乳がんに関しては乳がんの中にホルモンが影響しているタイプがあり、プレマリンと黄体ホルモンであるプロゲステロンを一緒に使用すると発症率が高くなります。

使用期間が長ければ長いほどリスクが高まり、薬を使用していない方と比べて、使用した期間が1年から4年で約1.8倍、5年から9年使用で約2倍になります。

医師と相談しながら使用しますが、長期にわたり服用しないようにしましょう。

プレマリン服用時の注意や副作用について

また、プレマリンは血が固まりやすくなる性質があります。

血が固まると血管が詰まってしまうので血栓症が起きやすくなります。

ふくらはぎや、むくみ、息切れ、胸の痛み、急激な視力の低下がある場合は血栓症の兆候かもしれませんので、服用を中止するようにしましょう。

この他体重が増えてしまったと実感する方が多くいます。

なお、体重が増えてしまうのはエストロゲンの影響です。

エストロゲンが増加すると、水分をため込もうとするため、むくみや脂肪が増えていってしまうのです。

体の中でエストロゲンが増えてきた証拠でもあるので、体重が増加したからといって、勝手に飲むのをやめないようにしましょう。

気になる点は医師に相談すると安心です。

この他眠気を感じる方もいますが、薬自体には眠くなる成分は含まれていません。

薬を使用したことにより、生活リズムが変わったことなどが影響しています。

プレマリンは副作用に注意が必要です。

血栓症や乳がんになった方は使用することはできないですし、子宮内膜症がある方、肝障害がある方も注意が必要な薬です。

処方してもらうことを考えた場合は、既往症があることをきちんと伝えることが必要となってきます。